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【決算情報分析】東洋炭素(TOYO TANSO CO.,LTD.、53100)




東洋炭素の会社概要や過去の決算データ、配当の推移などをまとめます。

 

会社概要

東洋炭素(TOYO TANSO CO.,LTD.、53100)
設立年月日:1947/07/31
本社所在地:大阪
上場年月日:2006/03/29
証券コード:53100
ISINコード:JP3616000000
旧市場区分:第一部
新市場区分:PRIME
業種:ガラス・土石製品
決算期:12月31日
売買単位:100
時価総額:1,955億8,826万(2022年4月22日時点)
IR情報:https://www.toyotanso.co.jp/IR/irnews.html

 

企業メッセージ

以下、企業ページからの抜粋となります。

トップメッセージ

 

環境変化を好機と捉え、 新中期経営計画のもと さらなる成長を目指します。

 

第80期の概況
当連結会計年度においては、新型コロナウイルス感染症の感染再拡大の影響により、不透明感は依然残るものの、企業収益の改善や設備投資に持ち直しの動きが見られるなど、景気は緩やかながら回復の動きが見られました。当企業グループを取り巻く事業環境は、自動車産業の稼働低下や太陽電池市場の競争激化などいくつかの懸念材料はあったものの、半導体市場における旺盛な需要に支えられ、好調に推移しました。

このような中、当企業グループは、顧客ニーズに真摯に向き合いながら事業機会を着実に取り込むべく、生産性向上によるコスト競争力の向上、技術革新に追随しうる新製品や高付加価値製品の開発・増強などを推進してまいりました。

この結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高377億34百万円(前期比20.8%増)、営業利益56億66百万円(同65.6%増)、経常利益62億64百万円(同61.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益44億65百万円(同67.7%増)となり、前期を大きく上回りました。

www.toyotanso.co.jp

 

 

売上高の推移

2021年(通期)の売上高は、448億5,700万円で、前年度からの増減額は、+118億200万円となりました。



2019年3月~2021年12月(各期)の売上高は、以下のグラフをご覧ください。



 

利益の推移

2021年(通期)の営業利益は、137億5,000万円で、前年度からの増減額は、+52億800万円となりました。

営業利益率は、30.7%と、前年度の25.8%から改善しました。



2019年3月~2021年12月(各期)の利益は、以下のグラフをご覧ください。



純利益は、101億200万円で、前年度からの増減額は、+36億4,700万円となりました。

EPSは、117円で、前年度からの増減額は、+42円となりました。



2019年3月~2021年12月(各期)の純利益とEPSの推移は、以下のグラフをご覧ください。



 

 

キャッシュフローの推移

2021年(通期)の営業キャッシュフローは、119億7,000万円で、前年度からの増減額は、+27億8,700万円となりました。

営業キャッシュフローマージン(営業キャッシュフロー/売上高)は、26.7%と、前年度の27.8%から悪化しました。



 

フリーキャッシュフローは、78億2,400万円で、前年度からの増減額は、+2,100万円となりました。

フリーキャッシュフローマージン(フリーキャッシュフロー/売上高)は、17.4%と、前年度の23.6%から悪化しました。



 

 

配当の推移

2021年(通期)の1株当たり配当金は、37円で、前年度からの増減額は、+7円となりました。




 

東洋炭素(TOYO TANSO CO.,LTD.、53100)の分析まとめ

2021年(通期)の売上高は、448億5,700万円(前年度比+118億200万円)、営業利益は137億5,000万円(前年度比+52億800万円)、純利益は101億200万円(前年度比+36億4,700万円)と、増収増益となりました。