阿波製紙の会社概要や過去の決算データ、配当の推移などをまとめます。
会社概要
阿波製紙(AWA PAPER & TECHNOLOGICAL COMPANY,Inc.、38960)
設立年月日:1943/05/29
本社所在地:徳島
上場年月日:2012/10/23
証券コード:38960
ISINコード:JP3127000002
旧市場区分:第一部
新市場区分:STANDARD
業種:パルプ・紙
決算期:3月31日
売買単位:100
時価総額:34億7,906万(2022年3月18日時点)
IR情報:https://www.awapaper.co.jp/ir/message.html
企業メッセージ
以下、企業ページからの抜粋となります。
株主・投資家の皆様へ
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、各国の経済政策による下支えや新型コロナウイルスワクチン接種の普及などにより持ち直しの動きが続くものの、変異株の動向や物流の混乱など依然として先行き不透明な状況が続いております。
世界の自動車販売台数は、新型コロナウイルス感染症拡大による影響を大きく受けた前年から回復しておりますが、第2四半期に入り半導体不足や物流の混乱などによる減産で回復のペースが鈍化しております。こうした状況のもと、当社グループの関連市場である自動車部品業界でも需要は前年から回復していましたが、直近は生産台数の減少により新車関連部品の需要は減少しております。
一方、水処理関連市場においては、需要は堅調に推移しております。
このような事業環境下において、当社グループでは今期にスタートしました新中期経営計画「Awa Breakthrough Plan」のもと基盤事業の拡大と強化、新事業の創出に向けた活動やDXによる労働生産性向上に取り組んでおります。当第2四半期の受注については、前年より回復いたしました。しかしながら収益面では、物流の混乱や原材料・燃料価格の上昇の影響を受けました。特に自動車関連資材では、タイ工場でのコロナ感染による生産活動の停滞に伴う納期対応のため、大幅に輸送費が増加しました。
売上高の推移
2021年(通期)の売上高は、125億5,100万円で、前年度からの増減額は、-28億200万円となりました。
2019年6月~2021年12月(各期)の売上高は、以下のグラフをご覧ください。
利益の推移
2021年(通期)の営業利益は、-1億5,300万円で、前年度からの増減額は、-3億9,900万円となりました。
営業利益率は、-1.2%と、前年度の1.6%から悪化しました。
2019年6月~2021年12月(各期)の利益は、以下のグラフをご覧ください。
純利益は、-4億4,400万円で、前年度からの増減額は、-4億1,100万円となりました。
EPSは、-45円で、前年度からの増減額は、-41円となりました。
2019年6月~2021年12月(各期)の純利益とEPSの推移は、以下のグラフをご覧ください。
キャッシュフローの推移
2021年(通期)の営業キャッシュフローは、1億9,900万円で、前年度からの増減額は、-6,600万円となりました。
営業キャッシュフローマージン(営業キャッシュフロー/売上高)は、1.6%と、前年度の1.7%から悪化しました。
フリーキャッシュフローは、-2億7,300万円で、前年度からの増減額は、-3億7,300万円となりました。
フリーキャッシュフローマージン(フリーキャッシュフロー/売上高)は、-2.2%と、前年度の0.7%から悪化しました。
配当の推移
2021年(通期)の1株当たり配当金は、0円で、前年度からの増減額は、0円となりました。
阿波製紙(AWA PAPER & TECHNOLOGICAL COMPANY,Inc.、38960)の分析まとめ
2021年(通期)の売上高は、125億5,100万円(前年度比-28億200万円)、営業利益は-1億5,300万円(前年度比-3億9,900万円)、純利益は-4億4,400万円(前年度比-4億7,700万円)と、減収減益となりました。