株ラボ

有望株の分析情報をお届け

【決算情報分析】扶桑薬品工業株式会社(Fuso Pharmaceutical Industries,Ltd.、45380)

f:id:honyasu34:20220315095224p:plain


扶桑薬品工業の会社概要や過去の決算データ、配当の推移などをまとめます。

 

会社概要

扶桑薬品工業(Fuso Pharmaceutical Industries,Ltd.、45380)
設立年月日:1937/03/25
本社所在地:大阪
上場年月日:1989/12/22
証券コード:45380
ISINコード:JP3823600006
旧市場区分:第一部
新市場区分:PRIME
業種:医薬品
決算期:3月31日
売買単位:100
時価総額:201億7,825万(2022年3月16日時点)
IR情報:https://www.fuso-pharm.co.jp/cnt/investor/ir.html

 

企業メッセージ

以下、企業ページからの抜粋となります。

社長のご挨拶

私どもは、生命関連産業に携わらせていただいている喜びを噛みしめながら、その使命と責任の重さを十分に認識しつつ、治療上必要不可欠な医療用医薬品を一筋に70年にわたり造りつづけてまいりました。

当社のブドウの社章が物語るようにブドウ糖注射液を製薬業のスタートとした当社での今日の代表的製品は、人工腎臓用透析液「キンダリー液」であります。わが国に透析療法が導入された昭和30年代の初め、当社はいち早く透析液の開発に着手し、昭和39年、日本で初めて「人工腎臓灌流原液」を上市、爾来約50年、透析医学界の先生方のご努力により透析療法は驚異的な発展普及を遂げ、今や全国30万人もの患者さんが透析療法によって命と日常をつないでおられます。私どもはその透析療法の普及発展の一端を、黎明期より担わせて戴いた者として、その誇りと責任感を背に日々努力を続けております。

透析液のトップメーカーとして、また、治療上必須かつ生命維持にかかわる基礎的製剤という製品特性から安定供給が社会的使命であり、岡山、大阪、茨城に量産工場を配し全国における安定供給体制に万全を期しております。また創薬をめざす当社は、研究開発センターを中心に国内外の大学や研究機関との強力な連携によりバイオ技術をも駆使した新しい医療ニーズに対応した、より良き医薬の創出に日夜努力を重ねております。現下の医薬品業界の環境は殊の外厳しいものの、私どもは、これからも生命関連産業の一員として真摯にその本分を尽くしてまいります

www.fuso-pharm.co.jp

 

 

売上高の推移

2021年(通期)の売上高は、492億5,100万円で、前年度からの増減額は、+23億4,900万円となりました。

f:id:honyasu34:20220315095239p:plain

2019年6月~2021年12月(各期)の売上高は、以下のグラフをご覧ください。

f:id:honyasu34:20220315095250p:plain

f:id:honyasu34:20220315095259p:plain

 

 

利益の推移

2021年(通期)の営業利益は、23億5,100万円で、前年度からの増減額は、+13億4,100万円となりました。

営業利益率は、4.8%と、前年度の2.2%から改善しました。

f:id:honyasu34:20220315095309p:plain

2019年6月~2021年12月(各期)の利益は、以下のグラフをご覧ください。

f:id:honyasu34:20220315095320p:plain

f:id:honyasu34:20220315095330p:plain

f:id:honyasu34:20220315095341p:plain

純利益は、16億700万円で、前年度からの増減額は、+9億円となりました。

EPSは、183円で、前年度からの増減額は、+103円となりました。

f:id:honyasu34:20220315095351p:plain

2019年6月~2021年12月(各期)の純利益とEPSの推移は、以下のグラフをご覧ください。

f:id:honyasu34:20220315095402p:plain

f:id:honyasu34:20220315095413p:plain

f:id:honyasu34:20220315095607p:plain

f:id:honyasu34:20220315095435p:plain

 

 

キャッシュフローの推移

2021年(通期)の営業キャッシュフローは、32億3,000万円で、前年度からの増減額は、-24億9,600万円となりました。

営業キャッシュフローマージン(営業キャッシュフロー/売上高)は、6.6%と、前年度の12.2%から悪化しました。

f:id:honyasu34:20220315095623p:plain

 

フリーキャッシュフローは、22億5,200万円で、前年度からの増減額は、-19億8,900万円となりました。

フリーキャッシュフローマージン(フリーキャッシュフロー/売上高)は、4.6%と、前年度の9.0%から悪化しました。

f:id:honyasu34:20220315095635p:plain

 

 

配当の推移

2021年(通期)の1株当たり配当金は、60円で、前年度からの増減額は、0円となりました。

f:id:honyasu34:20220315095647p:plain


 

扶桑薬品工業(Fuso Pharmaceutical Industries,Ltd.、45380)の分析まとめ

2021年(通期)の売上高は、492億5,100万円(前年度比+23億4,900万円)、営業利益は23億5,100万円(前年度比+13億4,100万円)、純利益は16億700万円(前年度比+9億円)と、増収増益となりました。