ぴあの会社概要や過去の決算データ、配当の推移などをまとめます。
会社概要
ぴあ(PIA CORPORATION、43370)
設立年月日:1974/12/20
本社所在地:東京
上場年月日:2002/01/30
証券コード:43370
ISINコード:JP3801570007
旧市場区分:第一部
新市場区分:PRIME
業種:サービス業
決算期:3月31日
売買単位:100
時価総額:509億5,042万(2022年3月2日時点)
IR情報:https://corporate.pia.jp/ir/
企業メッセージ
以下、企業ページからの抜粋となります。
ポストコロナに向けて、
変身の舵を切り、ぴあは大きく変わります
皆様には平素よりご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。中期経営計画の最終年度にあたる2020年度は、新型コロナウイルスの感染拡大により、当社も深刻な影響を受けることとなりました。昨年2月、政府から真っ先に名指しで自粛要請を受けたライブ・エンタテインメント業界は、準備を重ねてきた興行やイベントを自ら中止するという、まさに苦渋の決断をしました。その後も、政府によるイベントの開催制限を受け容れ、お客様の協力のもと、徹底した感染拡大防止策を講じた上でイベントを開催し、集団感染やクラスターの発生を未然に防いできました。観客を増やした実証実験も含め、少なくとも会場やスタジアム内で集団感染等が発生した事実は一度もないにもかかわらず、未だに明確な根拠が何も示されぬまま、開催制限が延々と続けられているのが実態です。その結果、前年実績に比して、実に約8割にも相当する市場が消失してしまいました。
すでに開示させていただきました通り、この業界で事業を展開する当社も大きなダメージを受け、過去最大の赤字決算を余儀なくされました。コロナ禍の収束が見通せない中、現時点では3ヶ年の経営計画の公表もかなわず誠に心苦しく存じますが、今後の事業継続に必要な資金はすでに充分に確保されており、ポストコロナを見据えた施策も鋭意進めております。
同時に、コロナ禍によって日本の文化芸術、エンタテインメントやスポーツの大切な未来が失われぬよう、映画、音楽、演劇、スポーツの4つの業界を横断的に連携させた「集客エンタメ産業連絡会」の事務局として、政府には、これまでの逸失利益や事業継続への助成、宣言解除後の回復支援、開催制限の早急な緩和等を強く求めてまいりました。
売上高の推移
2021年(通期)の売上高は、673億5,500万円で、前年度からの増減額は、-958億4,900万円となりました。
2019年6月~2021年12月(各期)の売上高は、以下のグラフをご覧ください。
利益の推移
2021年(通期)の営業利益は、-62億3,100万円で、前年度からの増減額は、-73億3,500万円となりました。
営業利益率は、-9.3%と、前年度の0.7%から悪化しました。
2019年6月~2021年12月(各期)の利益は、以下のグラフをご覧ください。
純利益は、-66億6,400万円で、前年度からの増減額は、-67億8,500万円となりました。
EPSは、-479円で、前年度からの増減額は、-488円となりました。
2019年6月~2021年12月(各期)の純利益とEPSの推移は、以下のグラフをご覧ください。
キャッシュフローの推移
2021年(通期)の営業キャッシュフローは、-218億5,800万円で、前年度からの増減額は、-195億700万円となりました。
営業キャッシュフローマージン(営業キャッシュフロー/売上高)は、-32.5%と、前年度の-1.4%から悪化しました。
フリーキャッシュフローは、-260億2,100万円で、前年度からの増減額は、-157億700万円となりました。
フリーキャッシュフローマージン(フリーキャッシュフロー/売上高)は、-38.6%と、前年度の-6.3%から悪化しました。
配当の推移
2021年(通期)の1株当たり配当金は、0円で、前年度からの増減額は、-5円となりました。
ぴあ(PIA CORPORATION、43370)の分析まとめ
2021年(通期)の売上高は、673億5,500万円(前年度比-958億4,900万円)、営業利益は-62億3,100万円(前年度比-73億3,500万円)、純利益は-66億6,400万円(前年度比-67億8,500万円)と、減収減益となりました。