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【決算情報分析】トヨタ紡織株式会社(TOYOTA BOSHOKU CORPORATION、31160)

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トヨタ紡織の会社概要や過去の決算データ、配当の推移などをまとめます。

 

会社概要

トヨタ紡織(TOYOTA BOSHOKU CORPORATION、31160)
設立年月日:1950/05/15
本社所在地:愛知
上場年月日:2000/03/16
証券コード:31160
ISINコード:JP3635400009
市場区分:第一部
業種:輸送用機器
決算期:3月31日
売買単位:100
時価総額:4,091億1,131万(2022年2月8日時点)
IR情報:https://www.toyota-boshoku.com/jp/ir/

 

企業メッセージ

以下、企業ページからの抜粋となります。

先進的な技術開発と高品質なものづくりを通じ、
当社の提供価値である「Quality of Time and Space」を実現

 

世界では、気候変動がますます大きな社会問題となっており、各国のエンジン車の規制の動きにより、電動化の進展が急速に進んでいます。また、新型コロナウイルス感染症によるニューノーマルへの対応が急務です。

1.新型コロナウイルス感染症対策車室内の飛沫防止に向けた自動車の運転席に後付け可能なパーティションの開発や、現地現物による新製品切り替えが難しい中で、スマートグラス活用によるリアルタイムでの視界共有と作業指示ができる製造現場の環境整備などを進行中です。

2.2020年経営計画および2025年中期経営計画

2020年経営計画を通じ稼ぐ力が強化されたものの、残課題と将来の社会課題を解決する姿としてマテリアリティを策定し、その実行計画として2025年中期経営計画を2020年11月に発表しました。

3.コア事業の競争力強化

次世代シートデバイスの革新の追求や、車両全体を企画できる内装システムサプライヤー事業を、グローバルに拡大していきます。

4.将来へ向けた活動

安全、環境を基盤に、快適な移動空間の新価値創造を主導するインテリアスペースクリエイターの実現に向け、コンセプトから商品化に向けた活動へ進化するとともに、FCスタック用セパレーター、モーターコア、リチウムイオン電池など電動化部品ビジネスを着実に拡大していく予定です。

www.toyota-boshoku.com

 

 

売上高の推移

2021年(通期)の売上高は、1兆2,721億4,000万円で、前年度からの増減額は、-1,004億7,600万円となりました。

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2019年6月~2021年12月(各期)の売上高は、以下のグラフをご覧ください。

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利益の推移

2021年(通期)の営業利益は、571億300万円で、前年度からの増減額は、+93億1,800万円となりました。

営業利益率は、4.5%と、前年度の3.5%から改善しました。

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2019年6月~2021年12月(各期)の利益は、以下のグラフをご覧ください。

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純利益は、311億8,800万円で、前年度からの増減額は、+64億200万円となりました。

EPSは、167円で、前年度からの増減額は、+34円となりました。

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2019年6月~2021年12月(各期)の純利益とEPSの推移は、以下のグラフをご覧ください。

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キャッシュフローの推移

2021年(通期)の営業キャッシュフローは、744億8,300万円で、前年度からの増減額は、-51億9,000万円となりました。

営業キャッシュフローマージン(営業キャッシュフロー/売上高)は、5.9%と、前年度の5.8%から改善しました。

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フリーキャッシュフローは、230億9,100万円で、前年度からの増減額は、-24億700万円となりました。

フリーキャッシュフローマージン(フリーキャッシュフロー/売上高)は、1.8%と、前年度の1.9%から悪化しました。

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配当の推移

2021年(通期)の1株当たり配当金は、45円で、前年度からの増減額は、-9円となりました。

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トヨタ紡織(TOYOTA BOSHOKU CORPORATION、31160)の分析まとめ

2021年(通期)の売上高は、1兆2,721億4,000万円(前年度比-1,004億7,600万円)、営業利益は571億300万円(前年度比+93億1,800万円)、純利益は311億8,800万円(前年度比+64億200万円)と、減収増益となりました。