ナノキャリアの会社概要や過去の決算データ、配当の推移などをまとめます。
会社概要
ナノキャリア(NanoCarrier Co.,Ltd. 、45710)
設立年月日:1996/06/14
本社所在地:東京
上場年月日:2008/03/05
証券コード:45710
ISINコード:JP3651120002
市場区分:マザーズ
業種:医薬品
決算期:3月31日
売買単位:100
時価総額:177億8,286万(2022年1月15日時点)
IR情報:https://www.nanocarrier.co.jp/ir/
企業メッセージ
以下、企業ページからの抜粋となります。
トップメッセージ
ナノキャリアは、東京大学の片岡一則名誉教授、東京女子医科大学の岡野光夫名誉教授らが研究してきたナノテクノロジーによる医薬品の開発を目的に設立されました。日本で生み出された技術である高分子ミセル<ミセル化ナノ粒子技術>を薬物キャリアに応用し、医学/工学の連携によりがん治療に新しい価値を創造します。現在は、疾患部に直接、安定に大量に運ぶ必要がある抗がん剤や核酸などの薬剤のDDS(Drug Delivery System)医薬品の開発に取り組んでいます。副作用を極力少なくしつつ、薬本来の持つ効果を最大限に引き出すためのプラットフォーム技術は、次世代治療への応用はもちろんのこと、様々に応用が可能です。患者さんが入院せずに社会生活を送りながら治療ができるなど、患者さんの治療中の負担を軽減することを目指しています。
既に複数のパイプラインが後期の臨床ステージにあり、国内のバイオベンチャーでここまで進んでいる企業は少ないと自負しています。ナノキャリアは、新たな価値を創造するとともに、人々の健康と幸福に貢献してまいります。
代表取締役社長
松山 哲人
売上高の推移
2021年(通期)の売上高は、3億1,300万円で、前年度からの増減額は、-2億3,900万円となりました。
2019年6月~2021年6月(各期)の売上高は、以下のグラフをご覧ください。
利益の推移
2021年(通期)の営業利益は、-13億200万円で、前年度からの増減額は、-1億9,700万円となりました。
営業利益率は、-416.0%と、前年度の-200.2%から悪化しました。
2019年6月~2021年6月(各期)の利益は、以下のグラフをご覧ください。
純利益は、-28億3,500万円で、前年度からの増減額は、-8億2,600万円となりました。
EPSは、-42円で、前年度からの増減額は、-9円となりました。
2019年6月~2021年6月(各期)の純利益とEPSの推移は、以下のグラフをご覧ください。
キャッシュフローの推移
2021年(通期)の営業キャッシュフローは、-12億4,700万円で、前年度からの増減額は、-1億900万円となりました。
営業キャッシュフローマージン(営業キャッシュフロー/売上高)は、-398.4%と、前年度の-206.2%から悪化しました。
フリーキャッシュフローは、21億1,800万円で、前年度からの増減額は、-8億6,800万円となりました。
フリーキャッシュフローマージン(フリーキャッシュフロー/売上高)は、-676.7%と、前年度の-226.4%から悪化しました。
配当の推移
2021年(通期)の1株当たり配当金は、0円で、前年度からの増減額は、0円となりました。
ナノキャリア(NanoCarrier Co.,Ltd. 、45710)の分析まとめ
2021年(通期)の売上高は、3億1,300万円(前年度比-2億3,900万円)、営業利益は-13億200万円(前年度比-1億9,700万円)、純利益は-28億3,500万円(前年度比-8億2,600万円)と、減収減益となりました。