伊勢化学工業の会社概要や過去の決算データ、配当の推移などをまとめます。
会社概要
伊勢化学工業(ISE CHEMICALS CORPORATION、41070)
設立年月日:1948/03/06
本社所在地:東京
上場年月日:1990/10/16
証券コード:41070
ISINコード:JP3139300002
市場区分:第二部
業種:化学
決算期:12月31日
売買単位:100
時価総額:176億6,486万(2021年11月5日時点)
IR情報:https://www.isechem.co.jp/ir/
企業メッセージ
以下、企業ページからの抜粋となります。
トップメッセージ
私たち伊勢化学工業は、1927年に三重県伊勢市で誕生し、海藻からヨウ素を取り出しそれを加工する事業を始めました。
1950年からは場所と製法を替え、現在は千葉と宮崎の地で地下かん水からのヨウ素と天然ガスの生産に取り組んでいます。地下かん水は、およそ200万年前、九十九里平野が海底であったころ、多くの有機物が堆積した層により閉じ込められた古代海水によって誕生しました。
この太古の地球の恵みである地下かん水の存在により、日本には世界有数の埋蔵量のヨウ素があるといわれています。しかしながら、限りある貴重な天然資源であることには変わりありません。
私たちは、地下かん水を大切にそして適切に採取することを常に心がけ、さらにはヨウ素を有効に使うためにリサイクルにも取り組むなど、環境への配慮を真摯に行いながら、成長していきたいと考えています。また、1975年には、これまで培った技術を活用し、ヨウ素・天然ガスに次ぐ事業の柱として、ニッケル、コバルトなどの化合物を製造する金属化合物事業をスタートしました。
ヨウ素をより高付加価値化したヨウ素化合物と併せ、エレクトロニクスなど最先端の分野の発展にも素材提供を通じて貢献しています。貴重な資源を大切に利用し、豊かな恵みを与えてくれる地球に感謝するとともに、技術・品質のみならず安全・安心の面でも皆様から信頼される企業であり続けるため、私たちは一層の努力を重ねてまいります。
皆様方におかれましては、私たち伊勢化学工業にさらなるご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
売上高の推移
2020年(通期)の売上高は、168億5,900万円で、前年度からの増減額は、+500万円となりました。
2019年3月~2021年9月(各期)の売上高は、以下のグラフをご覧ください。
利益の推移
2020年(通期)の営業利益は、21億8,500万円で、前年度からの増減額は、+1億2,800万円となりました。
営業利益率は、13.0%と、前年度の12.2%から改善しました。
2019年3月~2021年9月(各期)の利益は、以下のグラフをご覧ください。
純利益は、13億4,300万円で、前年度からの増減額は、+1億5,200万円となりました。
EPSは、264円で、前年度からの増減額は、+30円となりました。
2019年3月~2021年9月(各期)の純利益とEPSの推移は、以下のグラフをご覧ください。
キャッシュフローの推移
2020年(通期)の営業キャッシュフローは、23億8,400万円で、前年度からの増減額は、-2億3,700万円となりました。
営業キャッシュフローマージン(営業キャッシュフロー/売上高)は、14.1%と、前年度の15.6%から悪化しました。
フリーキャッシュフローは、-2億2,600万円で、前年度からの増減額は、-8億9,100万円となりました。
フリーキャッシュフローマージン(フリーキャッシュフロー/売上高)は、-1.3%と、前年度の3.9%から悪化しました。
配当の推移
2020年(通期)の1株当たり配当金は、90円で、前年度からの増減額は、+15円となりました。
伊勢化学工業(ISE CHEMICALS CORPORATION、41070)の分析まとめ
2020年(通期)の売上高は、168億5,900万円(前年度比+500万円)、営業利益は21億8,500万円(前年度比+1億2,800万円)、純利益は13億4,300万円(前年度比+1億5,200万円)と、増収増益となりました。