出前館の会社概要や過去の決算データ、配当の推移などをまとめます。
会社概要
出前館(DEMAE-CAN CO.,LTD、2484)
設立年月日:1999/09/09
本社所在地:東京
上場年月日:2013/07/16
証券コード:2484
ISINコード:JP3952870008
市場区分:JASDAQスタンダード
業種:情報・通信業
決算期:8月31日
売買単位:100
時価総額:1,158億3,421万(2021年12月15日時点)
IR情報:https://corporate.demae-can.com/ir_information/
企業メッセージ
以下、企業ページからの抜粋となります。
トップメッセージ
デリバリーの日常化に
向けた挑戦代表取締役社長 藤井 英雄
出前と言えば、ひと昔前は週末に家族や親族が集まる時や、友人が集まるイベントで利用されることが多かったですが、最近では利用シーンが大きく拡大して平日のランチや夕食を1人前から注文したり、スイーツやコーヒーといった間食でも利用されることが多くなってきました。コロナ禍を経てこの傾向はさらに顕著に現れ、リモートワークやオンライン飲み会と言ったニューノーマルと言われる生活様式の普及も後押しをして、日本でもデリバリーは本格的に日常化へ向かい始めました。
それに伴い、飲食店もゴーストレストランと言ったデリバリーとテイクアウトに特化したビジネスモデルや、クラウドキッチンと言った複数の店舗(ブランド)でキッチンをシェアするモデルも登場してきています。
デリバリーが日常化して定着するには、飲食店(メニュー)のラインナップの拡大、配送コストの低減、配送品質や安心安全に向けた取り組みの充実が不可欠と考えています。
特に配送品質に関しては、
「飲食店が大切に作った料理をお客様へお届けするまで責任を持つ」
というのが当社のスタンスです。
激しい時代の変化にいち早く対応し、飲食店やユーザーの声に常に真摯に向き合い、出前館を進化させていきたいと考えています。
売上高の推移
2020年(通期)の売上高は、103億600万円で、前年度からの増減額は、+36億4,000万円となりました。
2018年11月~2021年5月(各期)の売上高は、以下のグラフをご覧ください。
利益の推移
2020年(通期)の営業利益は、-26億2,300万円で、前年度からの増減額は、-25億8,400万円となりました。
営業利益率は、-25.5%と、前年度の-0.6%から悪化しました。
2018年11月~2021年5月(各期)の利益は、以下のグラフをご覧ください。
純利益は、-41億1,200万円で、前年度からの増減額は、-40億900万円となりました。
EPSは、-74円で、前年度からの増減額は、-71円となりました。
2018年11月~2021年5月(各期)の純利益とEPSの推移は、以下のグラフをご覧ください。
キャッシュフローの推移
2020年(通期)の営業キャッシュフローは、-14億9,800万円で、前年度からの増減額は、-15億9,600万円となりました。
営業キャッシュフローマージン(営業キャッシュフロー/売上高)は、-14.5%と、前年度の1.5%から悪化しました。
フリーキャッシュフローは、-19億4,700万円で、前年度からの増減額は、-15億4,400万円となりました。
フリーキャッシュフローマージン(フリーキャッシュフロー/売上高)は、-18.9%と、前年度の-6.0%から悪化しました。
配当の推移
2020年(通期)の1株当たり配当金は、0円で、前年度からの増減額は、-4円となりました。
出前館(DEMAE-CAN CO.,LTD、2484)の分析まとめ
2020年(通期)の売上高は、103億600万円(前年度比+36億4,000万円)、営業利益は-26億2,300万円(前年度比-25億8,400万円)、純利益は-41億1,200万円(前年度比-40億900万円)と、増収減益となりました。